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切断・加工について

2023-03-13 切断・加工について 鉄やステンレスの角パイプの曲げ方法とそれぞれの特徴を紹介します。

こんにちは!

大阪市平野区にあるヒグチ鋼管です。
金網のフレームや最近流行りのオシャレな家具などに使われている角パイプの曲げですが、曲げ方にも種類があり、それぞれ特徴があります。今回は角パイプの曲げ方を2つ紹介するとともに弊社で可能なサイズなどをご紹介します。

目次
1. 曲げの方法
  1-1.  L字やコの字の曲げに多い「ベンダー曲げ」
  1-2.  弓曲げやリング曲げに多い「三本ロール」
2. 曲げご注文時に必要な情報と注意点
  2-1.  必要な情報
  2-2.  注意点
3. ヒグチ鋼管での曲げ可能サイズ


1. 曲げの方法

曲げの方法として大きく「ベンダー曲げ」と「三本ロール」があります。
詳しくはYouTubeに動画を載せてありますので是非ご覧ください。

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1-1. L字やコの字の曲げに多い「ベンダー曲げ」

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角パイプをL字やコの字に曲げる方法として多く使われているのが「ベンダー曲げ」です。ベンダーは金型が決まっており、金型があるRでしか曲げることができませんが曲げの寸法を狙って出すことができます。さらに、あとでご紹介します「三本ロール」よりも早く仕上がります。詳しい納期は時期やタイミングによっても変わってきますので、お気軽にお問い合わせください。


1-2. 弓曲げやリング曲げ多い「三本ロール」

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弓曲げなどの緩い曲げや、リング状に曲げる方法として多く使われているのが「三本ロール」です。三本ロールは細かくRを調節することができますが、小さすぎると曲げることができない場合があります。さらに掴みしろが必要なため基本的には必要な寸法よりも長めに仕上がります。また、何回か機械に通す必要があるため、ベンダーよりも納期がかかります。


2. 曲げご注文時に必要な情報と注意点
2-1. 必要な情報

曲げのご注文をいただく際にはRの寸法がどこを指しているか明記をお願いします。
以下のように「内・芯・外」の三種類で表すことができます。

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また、Rは半径、Φは直径を指します。

2-2. 注意点

角パイプのサイズや曲げのサイズによって、曲げた時にへこみがでる場合があります。その際はパイプの厚みを厚くしていただくか、中芯として小さい径の角パイプやフラットバーを入れて曲げるとへこみがましになることがあります。しかし、中芯を詰め曲げると曲げたあとに抜くことはできません。そのため、曲げ加工後に穴あけなどの加工がある場合はオススメしません。

3. 弊社での曲げ可能サイズ

曲げ可能サイズ表はこちらです。
こちらに記載しているのはベンダー曲げのサイズになります。


今回ご紹介した角パイプの他に丸パイプの曲げやフラットバーの曲げも可能です。
またステンレスやアルミなども外注先で可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

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